今日は、60歳以降働く場合の賃金分布の傾向について、述べたいと思います。

高年齢者雇用安定法により、60歳以降の方を雇用する方法としては、「定年の定めなし」・「定年の延長」・「65歳までの継続雇用制度の導入」のいずれかの方法にて実施することとなっています。

そして、85%の企業が導入しているのが、継続雇用制度。この制度の場合、1年ごとの雇用契約で現役時の給与からダウンさせての契約をしています。そして、そのダウン率の平均はだいたい40%くらい。月額35万円だった人が、21万円に落ちることとなります。

しかしながら、企業によっては、一律とせず、人ごとだったり、「ガムシャラコース」と「悠々コース」に分けている場合もあります。いずれにしてもその企業の考え方が出るところでしょうね。

私が提唱するのは、職能給ではなく、職務給ですね。

 

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